わたしはやっとPhotoshopからAffinity Photoに移行できたのですが、Photoshopをやめるのにかなり時間がかかってしまいました。Photoshopをやめるときには違約金が発生する可能性が高いので注意しておく必要があります。
- Adobe Photoshopの契約はどのようになっているのか
- Adobe Photoshopを契約解除してやめる方法
- Adobe Photoshopを契約解除してうまく乗り換える方法
- Affinity Photo解説シリーズ
Adobe Photoshopの契約はどのようになっているのか
わたしはPhotoshopを使うために月々1,078円払っていました。これは「フォトプラン」です。Photoshopを使えて月々1,000円なら安いと思っていたのですが、やめるのがたいへんでした。年間契約とは知らずにフォトプランを使っていたからです。
Adobeの年間契約で月額を払っていて、解約しようと思うと、年間契約の残りの期間とほぼ同じ金額の違約金を払う必要があります。このことは契約時にはわかりにくいようになっていました。
例えば、Photoshopの契約があと半年残っているとして、あなたが月々1,000円払っているなら単純に6,000円くらいの違約金が発生します。もし単体プランで2,728円払っているならだいたい16,000円くらいの違約金が発生するでしょう。
違約金だけでAffinity Photoが買えてしまうのでわたしはやめる判断が遅れてしまいました。
もしあなたがPhotoshopのために月々3,828円払っているなら、月間契約ですのですぐにやめられますが、月間契約しているひとがいるでしょうか……。
Adobe Photoshopを契約解除してやめる方法
PhotoshopをやめるならAdobeアカウントの「プランと支払い」からやめることができます。
プランの管理画面に「プランを解約」があります。
ただ……違約金の金額が表示されていないのでやめにくいと思います。
違約金を知るには、Adobeのヘルプセンターに連絡するとわかります。違約金がだいたい残りの契約の月額合計とほとんど一緒ですが、うっかり月をまたいでしまうと1年間の月額合計になってしまうのでちょっと早めてやめる必要があります。
違約金を払うか、自動契約を継続するかの選択肢しかないので、年間契約を辞めるためには必ず違約金を払うことになります。
Adobe Photoshopを契約解除してうまく乗り換える方法
Photoshopの年間プランを解約する場合は必ず違約金は払う必要がある。
この考え方だけわかっていれば、あとは違約金の金額を小さくしつつ、乗り換え先を考えておくのが良い方法だと思います。わたしはPhotoshopをやめてからAffinity Photoの検証をしたのですが、Photoshopをやめるのであれば先に検証しておくことをおすすめします。
Affinity Photoは無料の試用版が使えるようになっています。
Adobeの実質無料とは違って本当に無料で試用できます。
Photoshopの経験があれば、試用期間の間に自分の思っている機能が使えるかどうか確認できると思います。加えて、セール情報もチェックしておけば、Adobeの違約金を最小にしつつ、乗り換え先の金額も最小にできます。これは買いきりアプリのAffinity Photoだからできることですね。
わたしは一通りの機能を試してみて、PhotoshopからAffinity Photoに乗り換えています。印刷物を制作するのは難しいですが、ブログの画像やYouTubeのサムネイルといったわたしの仕事で、不足している機能はありません。
Affinity Photo解説シリーズ
Affinity PhotoでPhotoshopのレイヤー効果を使う方法
Affinity PhotoでPhotoshopの自由変形をする方法
Affinity Photoの切り抜きツールとPhotoshopの遠近法ワープを使う方法
Affinity PhotoでPhotoshopのコンテンツに応じた消去をする方法
Affinity Photoのペンツールの使い方と矢印の作り方
【Windows】Affinity Photoのカラーピッカーが独特だったので解説します
Photoshopは年間契約で13,000円がずっとかかって、途中で解約すると違約金が発生します。Affinity PhotoならYouTubeなどのサムネイルに必要な機能が全て使えて7,000円で買ってしまえば永久に使えるので、とてもお得なアプリになっています。